• ポイントキャンペーン

ちくま新書
理想の上司は、なぜ苦しいのか―管理職の壁を越えるための教科書

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480066794
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0236

出版社内容情報

いい上司をめざすほど辛くなるのはなぜだろう。頑張るほど疲弊してしまう現代の管理職。では、その苦労の理由とは。壁を乗り越え、マネジメント力を上げる秘訣!

内容説明

いい上司をめざすほど、苦しいのはなぜだろう。従来の苦労「上と下の板ばさみ」「新入社員世代との世代間ギャップ」はもちろん今もあります。でも、現代の管理職はもっと異なる事態でストレスが倍増しています。自分のやり方が後輩に伝えられない、会社は自分に何を求めているかわからない、といったジレンマによって、頑張る上司ほど疲弊してしまいがちなのです。ではこの壁をどう乗り越えて、マネジメント力をどう上げればよいか―。人事コンサルタントのプロフェッショナルが、その根本の問題点を洗い出して、解決の道筋を提示。多くの企業で実績を上げている「成長の秘訣」を教えます。

目次

第1章 管理職は「偉い人」から「辛い人」へ
第2章 管理職とは何だろう
第3章 管理職の評価方法が変わった
第4章 管理職の壁を越えられる人、越えられない人
第5章 部下を育てるという仕事
第6章 管理職として生きるか否か
第7章 管理職のプロフェッショナルという生き方

著者等紹介

樋口弘和[ヒグチヒロカズ]
1958年東京生まれ。早稲田大学卒業後、横河ヒューレット・パッカード(現・日本ヒューレット・パッカード)に入社。採用、教育、給与システムなどの人事部門に勤務し、コンピュータ事業部の人事部門を統括。米国本社でキャリア採用の現場や最先端の人事を学ぶ。98年に人事・採用のアウトソーシングとコンサルティングを手がける株式会社トライアンフを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hatayan

31
職場の中間管理層向けのビジネス書。管理職を拝命することは人間の幅を広げる機会。真摯に自分の弱みと向き合い、部下の多様性を尊重しながら目的に向かってぶれずにかつ寛容に。一見頼りなく映る部下の姿はかつての自分の姿。上司は部下がうまくいかないときに手助けをするために存在する。部下の状況と気持ちをしっかり理解して噛み砕くように会話する「リフレクション(内省)」の手法が有効。好奇心が自尊心を上回っていれば、新しい環境でも順応して成果を残せる。目的を達成するために柔軟に考えられる人がこれからは伸びていきそうです。2019/08/13

kakoboo

19
上司に求められている役割が増えていて、特に部下の相談以外にも自分自身が動く、プレイングマネージャー化が進むことで仕事量が増えているように経験上思います。その中で部下に対して真摯に向き合っている上司はたとえ仕事ができても評価はされていない。と何となく感じます。一方、部下を潰してまでも出世する人は少なからず組織にいます。そういう人は個人的には理想の上司とはいえないですが…理想の上司というのは部下からの視点と考えれば、理想の部下という位置付けを明確にした上で理想の上司像を考えた方がいいかもしれません。2019/06/01

のぶのぶ

19
しばらく止まっていたが、やはり必要なときに向こうから本がやってくる。管理職、一時期、やってみたい思いがあったが、いろいろな巡り合わせや挫折で、管理職は無理だなあと思ったこともあった。しかし、同じような年頃の方がそういう立場になっていき、取り残されている。この本を読み、こういう立場にお呼びがかかったら、自分を成長させるためにも受ける気持ちが高まった本。でも性格的に無理が生じることも分かっている。まあどう転ぶが分かりませんが、チャレンジすることも大事、でも断るのも全体のため性格って変えられないんだよなあ~。2016/07/02

tetuneco

18
自分に常に課題を与えるどMだからです。2012/12/26

ステビア

14
スタッフとリーダー/マネージャーは違いますよっちゅー話や2021/02/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5291596
  • ご注意事項