出版社内容情報
原発が大事故を起こし、グローバル資本主義が行き詰まった今の日本で、私たちはどのように変わっていけばいいのか。巻末に鎌仲ひとみ×中沢新一の対談を収録。
内容説明
緑の政治は一九七〇年代に誕生し、いまや世界的な広がりを見せている。これは人間と自然の関係を中心にすえて、社会と経済のありかたを考え直そうとする大きな流れだ。福島第一原発が深刻な事故を起こし、グローバル資本主義があらゆる局面で行き詰まりを見せている今、私たちと私たちの社会はどのように変わっていけばいいのだろうか。その道筋を考え、着実な行動へとつなげていくために、世界各国の歴史と現状に学ぼう。
目次
第1章 世界に広がる緑の政治
第2章 温暖化する地球
第3章 緑の哲学とは何か
第4章 「欲求」でなく「必要」を満たす経済
第5章 生命のための政治
第6章 生き残りをかけた戦略
解説 右でも左でもなく前へ進む運動を(鎌仲ひとみ;中沢新一)
著者等紹介
ウォール,デレク[ウォール,デレク][Wall,Derek]
イギリス・バークシャー州在住。「イングランド・ウェールズ緑の党」元主席議長。「エコ社会主義者インターナショナル・ネットワーク」創設者の一人。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで政治経済学を教える
白井和宏[シライカズヒロ]
1957年横浜生まれ。中央大学法学部卒業、イギリス・ブラッドフォード大学大学院ヨーロッパ政治研究修士課程修了。神奈川ネットワーク運動元事務局長。生活クラブ・スピリッツ(株)代表取締役専務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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