出版社内容情報
文章はほめられたいから書くのか? 人気コラムを連載し続けてきた著者が、プロとアマの文章の違いを語り、書けずにいる人の背中を強く押す、実践的文章法。
内容説明
文章はサービスである。読んだ人を楽しませるためにのみ文章は存在する。自己表現のために文章は書くものだと考えている人がいるだろうが、大きな間違いである。「自己表現を目的とした文章」は基本的に他人に読んでもらえるものにはならない。独自の視点と実地の調査をもとに人気コラムを書き続け、数年にわたり「編集ライター講座」で教えながらプロとアマチュアの境界線を見続けてきた著者が、自身のコラムの失敗、成功、講座でのとんでもない企画、文章など豊富な実例を挙げ、逆説的真実をこめた文章法の極意を明かす。
目次
1章 プロとアマチュアの決定的な差
2章 文章は人を変えるために書け
3章 客観的に書かれた文章は使えない
4章 直観のみが文章をおもしろくする
5章 文章は言い切らないといけない
6章 文章で自己表現はできない
7章 事前に考えたことしか書かれてない文章は失敗である
8章 文章を書くのは頭ではなく肉体の作業だ
9章 踊りながら書け
終章 内なる他者の形成のために
著者等紹介
堀井憲一郎[ホリイケンイチロウ]
1958年京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。コラムニスト。フリーライターとして、独自の視点で徹底した調査に基づくコラムを各誌で執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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