内容説明
貝原益軒は「医は仁術なり」と言った。かつて医者は俗人が知り得ない広い知識と高い志を持って人々を救ってくれる、そんな存在だった。今はどうだろう。インターネットの普及により、医療情報は公開され、医学はめまぐるしく変化・発展し、ひとつの病に対する治療法もひとつではなくなってきた。「あなたはどの治療をお望みですか」と医者に患者が訊かれる時代。本書では、あなたにピッタリの、質の高い情報を手に入れるテクニックを伝授。
目次
第1章 医者に“おまかせ”はもうできない
第2章 まずは基礎的な知識を仕入れる
第3章 その治療、効きますか?
第4章 自分に合った治療法を見つける
第5章 ほんとうに役に立つ情報を見極めるテクニック
第6章 マスコミ情報との付き合い方
第7章 経験の持つ価値
著者等紹介
北澤京子[キタザワキョウコ]
1961年生まれ。京都大学理学部卒。日経マグロウヒル社、マガジンハウスを経て、現在、日経BP社日経メディカル編集委員。2007年英国ロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院修士課程修了(公衆衛生学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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