出版社内容情報
銘機や35ミリフィルムの誕生秘話とその活躍、レンズに宿る空気感の正体、そして高級デジカメとの付き合い方、さらに写真家チョートクのカバンの中身まで大公開!
内容説明
目下、カメラの快楽は危機に瀕しております。とどまることを知らないデジカメの進化によって、誰でも気軽に高画質な写真を楽しめるようになりました。しかし我らカメラ人類はそれでは納得できないのであります。実用のためだけでなく、知的なカメラ遊びへの欲求も満たしたい。では、どうするか?銘機や35ミリフィルムの誕生秘話と活躍譚、レンズに宿るという“空気感”の正体、そしてフラッグシップ機との付き合い方、さらに写真家チョートクのカバンの中身まで大公開。読むだけで写真が上手くなる…かもしれない情報をギュウ詰め。
目次
第1章 あなたの愛機はブランドですか?―メーカーの付加価値競争とユーザーの購入基準は活断層化する
第2章 お父さんのための大きく重い「高画質デジカメ」―フラッグシップ機の現実
第3章 ライカにうっとりする理由を解明する―銘機マニアの病理学
第4章 中古レンズの“空気感”の正体―オリジナルプリントのイコン性
第5章 写真機の発達はフィルムと共に―映画カメラの美学
第6章 ブランドがブランドたる理由―デジカメブランドはあるがブランドデジカメは存在しない
第7章 チョートク、中国のカメラ工場を歩く―中国製カメラ今昔
第8章 いったいなにを撮りたいの?―プロとアマチュアの道具へのこだわりはこう変わった
著者等紹介
田中長徳[タナカチョウトク]
1947年東京生まれ。写真家、カメラ評論家。日本大学芸術学部写真学科卒業後、日本デザインセンターを経てフリーとなりウィーンに住む。1980年帰国後、個展、雑誌へと作品を発表し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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