ちくま新書
北朝鮮VS.アメリカ―「偽米ドル」事件と大国のパワー・ゲーム

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480064059
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0231

内容説明

北朝鮮問題は激変した。北朝鮮の核実験とミサイル発射、さらには「偽米ドル」事件の対応に明け暮れる中で、北東アジアの新しい秩序を話し合うはずだった「六カ国協議」は、いつの間にか「米朝協議」を軸にまわり始めた。ところが日本は制裁強化を維持したまま、交渉は手詰まりになっている。劇的な変化はなぜ生まれたのか。拉致問題はどうなるのか。朝鮮半島をめぐる資源争奪戦が見え隠れする新たなグレート・ゲームを、グローバル経済を背景に鮮やかに読み解く。

目次

第1章 「ウルトラ・ダラー」という罠(小説『ウルトラ・ダラー』の登場;「スーパーノート」とは何か ほか)
第2章 バンコ・デルタ・アジアはなぜ狙い撃ちにされたのか(バンコ・デルタ・アジアの弁明;シークレット・サーヴィスとは何か ほか)
第3章 アメリカの焦りと欧州の怒り(アメリカとは異なる欧州との出会い;「CIA犯人説」を唱えるドイツ紙 ほか)
第4章 「月に憑かれた」日本の北朝鮮外交(ホノルル協議での一幕;「偽米ドル」を語る元ファンド・マネジャー ほか)
第5章 縮みゆく米ドル覇権と北朝鮮問題の行方(「米朝接近」と「円高」の意外な相関関係;二〇〇七年は「円高」への転換点 ほか)

著者等紹介

原田武夫[ハラダタケオ]
1971年生まれ。1993年東京大学法学部を中退し、外務省入省。ベルリンでの在外研修、西欧第一課、大臣官房総務課を経て、2005年3月、北東アジア課北朝鮮班長を最後に自主退職。その後、独立系シンクタンク・原田武夫国際戦略情報研究所を設立し、代表に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mochizo

1
ちょっと古い本なので内容も古いのですが、偽ドルがアメリカの自作自演と言う指摘は面白いですね。日本もこのようなアメリカの策略に落ちていえうのかもしれませんね。2014/08/24

かど

0
原田武夫本の集中読書月間(^^) このあたりはまだまだ納得しながら読めるのですがね…2014/10/13

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