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ちくま新書
ウェブ恋愛

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480063281
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0236

内容説明

ブログ、SNSなどの浸透にしたがって、これまでとまったく異なったコミュニケーションをしている人が増えている。インターネットを通じて知り合い、意気投合し、恋愛関係にいたる。こうした行動は現実の人間関係の希薄さの表れなのか。また、匿名メディアである電脳空間は危険な犯罪の温床なのか。ウェブを介した恋愛の実際やネット発の純愛ブームの背景を取材。同時に、新ツールがもたらした新時代の恋愛観の本質に迫るルポルタージュ。

目次

プロローグ 本当の恋を探して(本当の恋はどこにある?;恋愛の順序 ほか)
第1章 ウェブで出会うということ(パソ婚;AOLがウェブ恋愛を後押し ほか)
第2章 恋愛日記を綴る心理(日記サイトの林立;ブログ人口の急増 ほか)
第3章 生きにくさからの解放(キューレス・メディア;ウェブの共同性 ほか)
エピローグ ウェブのアドバンテージ(コミュニケーション手段の多様化;有害情報が少年犯罪を誘発? ほか)

著者等紹介

渋井哲也[シブイテツヤ]
1969年栃木県生まれ。東洋大学大学院文学研究科教育学専攻博士前期課程修了。元長野日報記者。主にインターネット事件、自殺問題、若者の生き方、サブカルチャー等を取材。新しいコミュニケーション手段(携帯電話やメール、ブログ等)の周辺で発生し、社会問題化している事件について、雑誌・週刊誌や新聞、テレビ等のメディアで活発に発言をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ybhkr

3
2006年発行。Windows95時代からネット参入した身としてはICQとか懐かしい。ネット恋愛はしなかったけど、ICQで毎日のようにやりとりしといた同性の友人とは今でも付き合いがある。遠距離で独身同士だったのが、友人の上京、結婚、出産まで見ることになるとは当時は思わなかった。遠距離でありなから近くにいるリア友(これも死語か?)より、日々のお互いを知っていた気がする。方向性は違うがネット恋愛もこれかな、という気がする。コミュニケーション依存、わかる。ただし相手あってのものなのでいつかは終わるのたが。2015/01/24

金平糖

2
C。2023/10/21

サラ.K

2
実際まわりにもウェブ恋愛していた人がいたので、目新しくはなかった。が、やっぱりわたしは面食いかつセクシーな男に弱いので対面向きかと・・・。 著者はややネットを美化している面もあった。(青少年の影響など)2012/09/01

2
これを読んでると、ウェブで友達をつくることとウェブ恋愛をする構造は殆ど変わらないんじゃないだろうかと思えてきた。要は出会うツールがネットなだけで、人間関係の構築は一般と変わらないんじゃないか? 発行されたのは2006年だけど、そこからまたfacebookやらtwitterやら色々なSNSが出てきたからこれからどんどんウェブ恋愛への敷居は低くなるんだろうな。2012/02/02

2
私はネットで恋愛は不可能なので、出来る人の側の意見を覗いてみたくて読んでみた。なんとなくネット恋愛する人達には共通点があるのがわかった。でもそんなことより、ICQとかGooの出会い系のコンテンツとか、電車男とか懐かしい言葉が満載でネットの歴史を回顧できる。甑まで書いてあったのにはフイタwww2011/10/26

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