ちくま新書<br> 思想としての全共闘世代

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ちくま新書
思想としての全共闘世代

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480063151
  • NDC分類 361.64
  • Cコード C0236

出版社内容情報

あの興奮は一体何だったのか?
全共闘世代が定年を迎える。戦後最大の勢力を誇り、時代を常にリードしてきたこの世代の思想的・精神的な、文字どおりの総括。

内容説明

団塊(全共闘)世代と言われる人たちがまもなく定年を迎える。社会変革を夢見て活動し、その後、高度成長期を走り抜け、戦後の一時代を切り拓いた全共闘世代とは、何者だったのか。そして全共闘運動とはいったい何だったのか?個人的経験から語りはじめ、この世代の意味を思想としてとらえなおす、同世代から団塊ジュニアまで必読の論考。

目次

第1章 一九六六年の東京
第2章 戦後民主主義と空想
第3章 六〇年安保と三派全学連
第4章 全共闘運動―一九六八年
第5章 全共闘運動の転回―一九六九年から七〇年代へ
第6章 七〇年代―市民社会の風景
第7章 八〇年代
第8章 九〇年代から現在へ
第9章 二十一世紀あるいは、ささやかな小括

著者等紹介

小阪修平[コサカシュウヘイ]
1947年岡山県生まれ。東京大学中退。1979年から執筆活動をはじめ、哲学・思想を中心に幅広く評論活動を展開している。ことに難解に陥りがちな哲学を、水準を落とさずに平易に解説することでは定評があり、哲学ブームのきっかけをつくった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kinkin

8
私より上、多分団塊の世代という人達が全共闘世代でもあるのかな。ニュースで東大安田講堂の様子をテレビでみたことを覚えている。学生運動があのまましばらく続いていたら今日本はどんな国になっていただろうかと考えてみた。(読書メモより)2013/02/21

左手爆弾

8
「全共闘」という時代に捕まれてしまった著者の、自分の人生と社会を振り返った一冊。個人的体験は面倒なので読み飛ばす気でいたのだが、だんだんと社会的状況と重なっていき、自然と受け容れていった。やはりあの時代をああした形で迎えてしまったことは、人間の一生を大きく変えてしまうのだろう。今の時代には夢や希望がないと多くの人はいうが、本当に足りないのはバリケードかもしれない。バリケードの中から見る大人の社会や青空や、仲間達の顔、そうしたものが焼き付いてしまった人間は、どうしたって普通には生きられないだろう。2014/01/15

石井は生きている

5
自伝であり時代考察の本でもある。個人的なこと書かれ、また全体的なことも書かれる。全体的にぼんやり叙述されている気がするが、決して曖昧な表現ばかり用いているわけではない。筆者は自身の全共闘活動に至る道について『時代に「つかまれる」』という表現をしているが、本書についていうとどこにもつかみどころがないような印象も受ける。/みたいな感じのめっちゃ変な本。著者はこの本を最後の著書として一年後に亡くなっているけれども、一個人が最後に残す一冊としてはものすごく素晴らしい出来だと思う。2014/02/28

またゆき

5
バリケードの先にあった日常が忘れられず何か心の中のどこかにもやもやを置き忘れたまま働く人たちが日本を支えているのだ。(あくまでもこの本は「世代」について書かれたものなので、全共闘の行動やその実績なんかを知りたい人は違う本を読んだほうがいいかも)2013/01/19

そーすけ

3
88*「自分語り」は要らなかったなぁ…。2020/04/01

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