ちくま新書
この博物館が見たい!

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  • サイズ 新書判/ページ数 281p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480062291
  • NDC分類 069.021
  • Cコード C0226

内容説明

国宝級の名だたる名品を収蔵する大博物館も魅力的だが、世の中には、思いもよらない、だけどこだわり抜いたコレクションや奇想天外の逸品を誇る博物館・ミュージアムが、あまたある。それらは同好の士に愉悦を与えるだけでなく、何気なく訪れてしまった人を、ついトリコにしてしまう力を秘めている。モノをつくり、遺し、それを蒐めるという、ヒトだけに許されるエネルギーが如実に見える博物館89館を一挙に紹介。読めば、きっと行きたくなる博物館超ガイド。

目次

1 悠久の時と人類のいとなみ(恐竜と同じ時間が封じ込められている琥珀―久慈琥珀博物館(岩手県久慈市)
飾る欲望、応えるからだ―榛東村耳飾り館(群馬県北群馬郡榛東村) ほか)
2 こんなところにも技術の粋が!(マニア垂涎、素人も瞠目、正統派術中の術―日本カメラ博物館(東京都千代田区)
人間的な、あまりに人間的な技術―自転車文化センター(東京都千代田区) ほか)
3 この土地にこの文化あり(「見るのはいいが、入っちゃいけねえ」―博物館網走監獄(北海道網走市)
静かに眠る炭鉱を訪ねる―夕張市石炭博物館(北海道夕張市) ほか)
4 見る人をとりこにする蒐集の愉悦(サラブレッドの町に流れるアナログサウンド―新冠町レ・コード館(北海道新冠郡新冠町)
信じるものこそ幸いなれ!「宝物」はここにあった―麹屋コレクション(宮城県柴田郡柴田町) ほか)
5 想像力を刺激し、想像力を超える(知ってから食べれば一味ちがう―牛の博物館(岩手県胆沢郡前沢町)
怖い!だけど見たい!―明治大学博物館刑事部門(東京都千代田区) ほか)

著者等紹介

桑原茂夫[クワバラシゲオ]
1943年東京都生まれ。東京大学文学部美学芸術学専修課程卒。『現代詩手帖』編集長を経て、76年編集スタジオ、カマル社設立。文学、美術、芸能、歴史、科学など、幅広いジャンルの書物を手がける。歴訪会主宰、テレビ美術家協会総合プロデューサー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

15
「日本の鬼の交流博物館」「北上市立鬼の館」(民俗学に興味があるため。でもちょっと怖いかも)と「グリコピア神戸」に行ってみたくなった。2013/01/08

遊々亭おさる

10
メジャーな観光地めぐりもいいけれど、それだけでは旅の土産話にするには何かが足りない。そんなとき便利なのがお手頃な金額でそこそこのエンターティメント性が楽しめ、時にはその土地の習俗や文化に触れることが出来るB級博物館。奇特な方がいたもので、日本全国89箇所の博物館を訪ね歩いたガイド本。個人的に行ってみたいのは笑いの都大阪のワッハ上方と僕たちはグリコのおまけで大きくなった、グリコピア神戸。この辺りはメジャーなB級たけれど、なかにはボタンの博物館なんてマニアックなものも。北海道は網走監獄もそそられるなぁ。2014/10/17

たか

5
紹介されていた博物館で見学したことあるのは真珠博物館、切手博物館、ラーメン博物館の3つだけでした。2018/01/19

yzw

1
開設者の思い入れが詰まった博物館の数々。近くに行く機会があれば是非立ち寄ってみたいものばかり。要予約や土日休館もあるので、旅行の際には事前調査を忘れずに。2014/07/29

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

1
◎…色々な博物館が出てきており、非常に面白かったです。メジャーな博物館が出てこないのがポイント。2009/03/15

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