内容説明
「ヒトヅマ」―既婚女性を意味するこの平凡な単語が、なにゆえ男たちの胸に、かくも狂おしく淫らに響くのであろうか?本書では、近・現代の文学作品や映画、ドラマ、歌謡曲のなかで性的関心の対象として描かれてきた人妻像を手がかりとして、男を惹きつけてやまぬ彼女たちの魅力の核心に肉薄するとともに、彼女らを恋愛や不倫へといざなう「仕掛け」について明らかにする。妻を知り己を知るために必読の一冊。
目次
「人妻」は魅惑的?―序に代えて
第1章 鹿鳴館は浮気天国?
第2章 「ブランド」としての人妻―鎌倉夫人
第3章 ファッション誌の花形夫人―芦屋マダム
第4章 「マダム」は魔性のオンナ?
第5章 人妻は「都合のいい女」?
第6章 「不倫」の時代
結婚しない時代(?)の人妻―あとがきに代えて
著者等紹介
堀江珠喜[ホリエタマキ]
1954年兵庫県生まれ。中学から大学院修士課程まで神戸女学院に学ぶ。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。大阪府立大学教授。学術博士
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