内容説明
BC級戦犯に関わる裁判は六年近く続いた。それは死刑九二〇人、有期刑三四〇〇人という苛酷な判決を生んだ上に、獄中でも多くの人が命を落とした。そこでは、戦犯を国内刑法で裁いたり、通訳の不在や被告人陳述の無視など、戦勝国の報復感情を満たすためだけの場合もしばしば見られた。四つの戦域の複合体として戦われた太平洋戦争をあらためて検証し、「勝者の裁き」の真実に迫る。
目次
第1部 太平洋戦争を問いなおす(BC級戦犯はどう裁かれたか;戦争の構造を考える)
第2部 BC級裁判とは何だったのか(戦闘停止から収容所へ;帰還(復員)という大移動
逮捕される戦犯容疑者
収容所生活の実態
勝者の「正義」と敗者の「悪」
犯罪を決めた戦域の事情
気まぐれな判決
最後の釈放)
著者等紹介
田中宏巳[タナカヒロミ]
1943年3月、長野県松本市生まれ。1974年、早稲田大学大学院博士課程修了。東海大学、明治大学講師等を経て、現在防衛大学校教授。専攻は日本近代の軍事史、とくに旧陸海軍の戦史編纂の経緯、旧陸海軍史料の性格と行方を主要な研究テーマとしている。98年、オーストラリア戦争記念館より、同館所蔵の旧日本陸海軍資料の調査に対してフェロー号を授与される
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