ちくま新書<br> 日本人の神はどこにいるか

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ちくま新書
日本人の神はどこにいるか

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480059512
  • NDC分類 161
  • Cコード C0214

内容説明

文明の衝突が叫ばれる今、宗教はふたたび世界の歴史を動かしつつある。排他的な一神教と寛容な多神教という常識は果たして正しいのか。イスラームやキリスト教、仏教など世界宗教の実態を探りながら、すべての神を取りこんで、矛盾なく共存させてしまう特異な日本人の神を問いなおし、普遍的な神の学をめざす。

目次

第1章 神への関心
第2章 世界の神
第3章 一神教と多神教は区別できるのか
第4章 日本の神
第5章 慈悲の神

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京生まれ。東京大学人文科学研究科博士課程修了。元日本女子大学教授。専攻は宗教学。劇作家でもある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Katsuaki Mori

0
2014/10/10-2015/02/082015/02/08

takuchan

0
わたしたちが祈りを捧げるからこそ、そこに神が存在する。一神教=多神教モデルにしたがって、日本人の信仰を十分に理解することができるのでは?/クリスマスと正月の初詣を前にしたこの時期に読む価値あり!2012/12/18

弥生 衣風

0
新書2011/03/31

amabiko

0
一神教とされるキリスト教やイスラームにも聖者・精霊という多神教的要素があり、多神教とされる日本の場合にも一神教への志向があるという。著者はこれを「一神教=多神教モデル」と命名、両者は決して二分法で対立させられるべきではないと説く。【神(創造主)・一神教】と【聖者・多神教】とは相互補完関係にある。2010/02/27

Humbaba

0
一神教においては,文字通り神はひとりだけである.しかし,それは他に進行される対象が無いというわけではない.一神教であってもそれを支える聖者は存在している.2010/01/08

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