感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へしょたん
5
以前読んだ森鴎外作品集が面白かったので。林太郎、鷗外としての二つの顔を持ち、日本の青春期を生きた彼の生涯が一から分かります。本当に基本から説明してくれているので無理なく読めました。女性観や家制度(ほんの一部ですが)などの考え方は現代に通ずるものが多く、これだけのことを100年前に捉えていたことに驚きました。西欧列強に並ぼうと急く日本の歪みなどにも敏感で、日本をより良くしようとしていた「和魂洋才」の頭の良い人だったことが改めて分かります。本当に色々な面で感銘を受けたので、もっと調べようと思います。2016/01/27
松風
2
津和野旅行のための予復習。鴎外の生涯と作品を絡めて概説されている。そういう方法や、言説に違和感はあったが、「本当にそうなのか読み直してみよう」とは思った。9章の遺言解析が面白い。2013/12/27
いちはじめ
0
これは、さほど面白く感じなかった。2000/04/03