内容説明
遺跡と神話の国、ギリシア。だがそれだけではない。古代から連綿と続く豊かさがこの国にはある。はるか昔から変わらぬ山河とそれをとりまく人々の生活、そして素朴なゆえにとびきり美味な海や山の幸…。自然の恵みをそのまま受け継ぐ「古い国」の豊かさを、遺跡や廃墟を訪ね歩く合間に感じてきた著者ならではの、エーゲ海での「ギリシア風」過ごし方、首都アテネの街歩き、博物館の愉しみ方など。極上の旅案内。
目次
第1章 エーゲ海を巡る(エーゲ海!―心おきなく楽しむために;ミコノス島―エーゲ海の「白い宝石」;デロス島―青い風の囁きを聴く ほか)
第2章 アテネ 都市の愉しみ(アテネを歩く―旧市街プラカの魅力;博物館の誘惑―翼廊に佇む美青年たち)
第3章 ペロポネーソス半島から北へ(ペロポネーソス半島―最古の文明を育んだ田園を訪ねて;中部ギリシア―運命を左右した予言の地、デルフィとプトーン;北ギリシア―アレクサンドロス大王とヘレニズム文化)




