内容説明
九億にのぼる世界中のカトリック信者のネットワークを駆使した、最先端のヴァーチャル国家、ヴァティカン。その頂点に立つローマ法王とはいったいどのような存在なのか。ヨーロッパの文化や精神の核に歴然と存在するローマ法王を知ることなくして、欧米を理解することはできない。この超国家的、超宗教的な世界史の怪物の姿を、過去・現在・未来の重層する歴史の中に探る。
目次
序章 ローマ法王とはだれか
第1章 ローマ法王のホームグラウンド
第2章 ローマ法王とヨーロッパの誕生
第3章 ローマ法王の盛衰
第4章 ヨハネ=パウロ二世と歴史の激動
終章 二一世紀のローマ法王
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
5
ローマ方法の歴史とパウロ2世の活動について知る。2012/08/22
OjohmbonX
4
他の教会ではなくローマ教会が権威を獲得していった経緯や、19世紀(日本の明治時代初頭)に国家を一旦(約60年間)失ったことで現在の世界的なネットワーク構築の素地になったことなどが概観される。出版当時の教皇だったヨハネ・パウロ2世が、冷戦下で共産圏にあったポーランドの民主化運動に果たした役割も詳述されていて面白かった。2021/01/04
中島直人
4
(図書館)読了2020/03/19
nakmas
3
世界とこれだけつながっている今日、ローマ法王に対する認識の甘さ、いや、甘さを通り越して、知らなさを、いい加減改めたい という著者の熱意がひしひしと感じられた。 「新書」がこれだけ出版されるのは、 一般教養、言い換えれば、知っている人からしてみれば「自明の事実」の出所を「新書」に任せようという、日本全体の共通認識・同意なのでは?なんて考えた一冊でした。2015/11/07
おらひらお
2
1998年初版。前半はローマ法王の始まりから今日にいたるまでの歴史を駆け足で振り返り、後半はヨハネ=パウロ2世の活動について重点的に記す内容。巻末の歴代法王表は◎。2011/12/31
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