目次
第1章 赤本マンガの出版
第2章 月刊誌と絵物語
第3章 月刊誌とストーリー・マンガ
第4章 貸本マンガと劇画
第5章 少年・少女週刊誌の創刊
第6章 マニア誌の創刊
第7章 青年誌の発刊
第8章 少女マンガの台頭とエロ劇画の世界
第9章 七〇~八〇年代の事件カタログ
第10章 九〇年代のふたつの事件
著者等紹介
竹内オサム[タケウチオサム]
1951年、大阪生まれ。本名、長武。児童文化・文学の研究とともに、マンガの評論研究に従事。創作にも意欲をもやす。大阪国際女子大学を経て、同志社大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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水無月十六(ニール・フィレル)
4
戦後50年間の漫画作品について、作品そのものや連載雑誌、出版や表現など漫画にまつわる歴史を概観した本。漫画史通誌としてわかりやすくまとまっているので、概略を知るのに最適だと思った。気になった作品を実際に読んだ上で本書を読み直すとまた新しい発見もあって面白いだろう。漫画はそればかり読んでないだとよく言われるが、小説などの文章にできない表現もあるのでたかが漫画されど漫画なのだと改めて感じた。2022/04/26
スプリント
2
単行本だけでなく掲載された雑誌についての紹介が豊富で楽しめました。漫画と劇画の論争など興味深いトピックが多かったです。2014/03/06
とんび
2
「事件」を手がかりに、漫画の歴史を追った本。まずまず面白い。2009/05/28