内容説明
「失われた極楽」江戸が日本システムを創った。支配される“自由な庶民”と支配する“窮屈な武士”、このふたつの関係が織りなす江戸世界の統治構造を、日本とイギリスとの比較を通して考える。
目次
はしがき 失われた〈極楽〉
第1部 論争の森―権力と所有(森の常識日本の非常識;「国体」の西と東―民間とカントリー;脱封建の「先進国」)
第2部 支配と階級(「階級」と読み書き;動く江戸から「近代国家」まで;一揆は春闘か;江戸の遺産―選挙と「民主主義」)
第3部 補論―江戸細論
感想・レビュー
-
- 洋書
- Cloud Boy