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内容説明
脳とは何か。心とは、そして意識とはなにか。生命進化の結晶であるヒトの脳は、数千年の永きにわたって、さまざまなことを考えてきた。脳が脳のことを考える。脳が脳のことを知ろうとする。いったい答えはあるのだろうか。そうかんたんにはわからない。それでもヒトは考える。脳を知ることは自分自身を知ることだから。
目次
第1章 脳は何をしているのか
第2章 脳と心の関係
第3章 脳と遺伝子
第4章 知覚と運動
第5章 脳の中の現実
第6章 意識と行動
第7章 意識とことば
第8章 意識の見方
終章 意識と無意識
著者等紹介
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年神奈川県に生まれる。東京大学医学部卒業。専攻は解剖学。現在東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
27
感想を書かずに手放すことにしました⭐️2019/06/29
てあて・あら木
0
再読 やはり面白い。 脳と体の関係。 都市と自然。 意識と無意識。 脳の入出力。2015/12/18
モットキーン
0
養老先生の本三冊目。日本語の特に漢字は絵であり、漫画表現を好む理由がそうらしい。そう考えるならば、世界的に見て日本人はかなり希有なコミュニケーションスタイルなんだなーと改めて思った。速読は漢字表現によって可能になっているのかな。そうするとマンガを海外の人たちは真の意味で楽しめているのだろうかとも疑問になる。そういう話もカールポパーがわけた世界の話に繋がる。完全には理解できないけど、とても興味深い話がいっぱいであった。2015/05/02
ふくぷく
0
唯脳論、興味深く読んだ。感情や主観、文学といったものは、科学とは逆の位置にあるものと思っていたので、本書は新鮮だった。2012/07/26
quiz9
0
「分かりにくことを分かることばで書く」 ってことが、大事なんだね。 こういうおもしろいおじさんがいっぱいいるとワクワクするね。2011/04/25