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内容説明
『生きることの意味』の著者による人生の読書案内。むすこの自死をきっかけに読み返した数々の文学作品との出会い。いのちとは何か、人間とは、生きるとは…。作品をみつめる著者のまなざしは、とぎすまされて深い。
目次
愛と性(鮠の子―室生犀星;「熊」のジョーニー―スタインベック;交尾―梶井基次郎 ほか)
自然といのち(老人と海―ヘミングウェイ;贈り物―スタインベック ほか)
自我の悲しみ(歌う骨―グリム;児を盗む話―志賀直哉;リア王―シェイクスピア ほか)
人間とは何か(脂肪の塊―モーパッサン;善財―石川淳;神さまの話―リルケ ほか)
死と戦争(最後の一葉―O・ヘンリ;十六歳の日記―川端康成;玄鶴山房―芥川龍之介 ほか)