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内容説明
はじめての渡欧で東洋の絵に出会い、油絵から墨彩画に転じた著者が、もう一度自分の絵を見つめなおしたいと旅に出た。地中海の青、炎熱の廃墟に咲く花、キクラデスの小さな彫像や古代のつぼが、私の中で生まれかわる。魅力の地中海スケッチ紀行。
目次
パリにて(モンマルトルの宿;おいしい食べもの;ホテルの窓から;モンマルトルの丘;ふえている外国からの移民;花と新緑の公園;サン・セバスチヤン通り;アパートでの暮らし ほか)
南フランスからギリシアへ(パリからアヴィニョンへ;ヴァンス訪問;アーチの町、バドヴァ;ラヴェンナのモザイク;アドリア海をわたる;ホテル・アフロディット;アクロポリスとアゴラ;アテネの美術館 ほか)
バカンスのころ(運河の街とアンネの家;オランダの美術館;中世の教会を訪ねて―日記より;バカンスのころ)
チュニジアから帰国まで(チュニスのメディナ;バルドー国立博物館;お酒ぬきの食事;カルタゴの海;シディブサイドの青と白;民芸の町;若きセザンヌ展)