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ちくま文庫
野坂昭如エッセイ・コレクション〈2〉焼跡闇市派

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  • サイズ 文庫判/ページ数 366p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480039767
  • NDC分類 914.6

内容説明

これが野坂少年の見た戦争の姿だ。空襲で家族を失い、生き残った幼い妹も餓死してしまう(この原体験は小説「火垂るの墓」になった)。戦争の記憶は、全共闘支持表明、参議院選立候補へと発展していく。それは、日本という国を再び戦火にまみえさせてはならない、という必死の行動だ。第2巻では、今こそふり返るべき野坂の政治的実践を凝縮した。

目次

1 焼跡からの出発
2 政治への転回
3 “破滅芸人”奮戦す
4 生のリアルを凝視する
5 政治の言葉、言葉の政治
6 再び焼跡から

著者紹介

野坂昭如[ノサカアキユキ]
1930年神奈川県鎌倉市生まれ。45年空襲で養父を失い上京。少年院にいるところを実父に引き取られる。50年早稲田大学文学部仏文科に入学し、7年間在学。63年『エロ事師たち』発表。67年『火垂るの墓』『アメリカひじき』で直木賞受賞。焼跡闇市派といわれる。72年「面白半分」編集長として「四畳半襖の下張」裁判で有罪判決。2002年『文壇』およびこれまでの文業で泉鏡花賞受賞

大庭萱朗[オオバカヤアキ]
1962年北海道生まれ。出版社勤務を経て、文芸評論家・フリー編集者として活躍中