ちくま文庫
吉原酔狂ぐらし

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  • サイズ 文庫判/ページ数 243p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480038548
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C0136

内容説明

世界に名だたる色里・吉原の盛衰史。最後の“タイコ持ち”の研きぬかれた芸、情け深い娼妓たちとの思い出、トルコ風呂の発祥、性的サービスの変遷、そしてソープランドの時代へ。吉原に生き、すべてを間近にみてきたエロ事師が風俗街の裏話を打ち明ける。「遊びを遊ぶ」遊び名人の極意とは。日本雑学大賞受賞。

目次

長ァーいプロローグ―赤坂一ツ木から浅草へ
第1章 吉原軟派ぐらし(台東区千束四丁目;浅草新吉原角町;吉原とレビュー ほか)
第2章 道楽者エレジー(八号館と「アゲーン」;七五三盛衰記;吉原病院エレジー ほか)
第3章 トルコ風呂からソープランドへ(トルコ風呂草創期;スペシャル時代;和風高級化成長へ ほか)
ちょっとだけエピローグ
文庫版あとがき 十年ひと昔+三年

著者等紹介

吉村平吉[ヨシムラヘイキチ]
1920年、東京・赤坂一ツ木に書画骨董商の長男として生まれる。43年、早大専門部政経科卒。内蒙古包頭で現地入隊し、中国各地を転戦。45年の復員後、浅草の軽演劇団に所属。50年代末から上野、浅草、新橋などの売春地帯で生活、その後、風俗ライターとして活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinupon

33
昭和に匂いプンプンですね。良くも悪くもこんな時代には もう戻れないですね。2021/03/17

ナツ

4
赤線からソープ街へと移り変わる時代の吉原周辺の風俗についての作者の体験や思い出話!当時のことが分かる貴重な内容。非常に良かった。2020/07/19

バーベナ

2
選挙に何度もでたり(落選)、風俗ライターだったり、著者の生きざまがザ・粋な昭和。少年のころから吉原へ出入りしていた少年が、そのまま大人になったみたい。2016/02/10

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