ちくま文庫
超秘湯に入ろう!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480038272
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0126

内容説明

これが本当の秘湯だ!たとえ屋根が無くとも、囲いが無くとも、湯舟が無くったってお湯が湧き、裸になって、そこに人が入れば立派なお風呂なのだ。廃屋同然の掘っ建て小屋はもちろん、それが路傍にポツンと置かれたポリバスだけであろうとも、洗濯場に使われていようとも、そこは極楽温泉天国。あなたの温泉の概念が根本からくずれること、まちがいなし。ビックリ写真満載。

目次

第1章 超秘湯とは何か?
第2章 超秘湯紀行(青森県の温泉―黒石市周辺は超秘湯の宝庫;秋田県の温泉―聞けば教えてもらえた秋田の湯;新潟県の温泉―石油を掘ったらお湯が出た;栃木県と茨城県の温泉―北関東2泊3日温泉行脚;静岡県の温泉―有名温泉地・伊豆の超秘湯 ほか)

著者等紹介

坂本衛[サカモトマモル]
温泉ライター。1935年大阪府吹田市生まれ。1987年国鉄改革を機に、国鉄大阪車掌区を退職、現会社員。10代より鉄道模型製作に興味を持ち、作品はすべて素材からの手作りという主義を貫く。1979年椎間板ヘルニア手術後の療養に青森県津軽湯の沢温泉を訪れてから温泉の魅力に目ざめ、温泉めぐりを始める。現在の温泉入湯数1042カ所。とくに迷湯、珍湯、奇湯が興味の対象
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感想・レビュー

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hatayan

33
2003年刊。旧国鉄で車掌を勤めた著者が趣味の傍ら全国の無名の温泉を訪ね歩いた記録。 インターネット以前の1980年代から、ガイドブックに飽きたらず地図の温泉マークや地元の口コミを頼りに足で稼いだ800湯。看板のない掘っ建て小屋にある温泉、流し台や浴槽が野原に置いてあるだけの地元の人専用の源泉など。地方だけでなく大阪に沸く掛け流しの温泉も紹介。 作中では公共交通機関を使って旅費を節約する手法も解説。青春18きっぷで日帰りを5日続けて温泉行脚をする「4宅5日」といった工夫はなるほどと思うところがありました。2019/11/22

ビイーン

33
本書で紹介している超秘湯は様々な事情により既に廃業した温泉もあるそうだ。大阪出身の著者は貧乏を自認し、5万分の1地形図で探した超秘湯へ専ら電車とバス、徒歩で行く。「一度っきりの人生だもの。楽しまなくっちゃ」「趣味で人生に潤いを」。入浴中のオヤジさんの満足そうな笑顔がいい。温泉道ここに極まり。2019/03/16

もりの

11
温泉行きたいな2018/01/08

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