ちくま文庫<br> 旅好き、もの好き、暮らし好き―savor of living

ちくま文庫
旅好き、もの好き、暮らし好き―savor of living

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  • サイズ 文庫判/ページ数 211p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480036179
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

外国での出来事や人との出会いは、うきうきした生活へのイメージをかき立てる。旅で得たものを暮らしに生かすのは自分次第。時間のない忙しい旅では、小さなこと、繊細な感覚は見落としてしまうもの。旅の風景の中に、自分のほんとうの「好き」を見つけること、自分を信じる感情の原点である「好き」の見つけ方、生活への生かし方をインテリアプランナーの視点からつづる。

目次

第1章 「暮らし」とは何かを考えました
第2章 「暮らし好き」の旅のしかた
第3章 キッチンは歓びをつくる場所
第4章 おしゃべりな椅子たち
第5章 おいしいテーブル
第6章 よみがえるバスルーム
第7章 官能的な眠りのために
第8章 ホーム・パーティー
第9章 夢を見られる場所
第10章 秘密の庭が見たい
第11章 旅の買い物、拾い物
第12章 「好き」を進化させる旅

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

貧家ピー

4
旅の中で、料理・インテリア・人々の暮らしぶりに触れ、 日常生活への取り込んではというお誘いを感じる。 他人の「好き」に出会い、自分の「好き」を見つけ、 好きを活性化させるのが、著者にとっての旅。 ワインを持ち寄る「ワイン・テイスティング・パーティー」が楽しそう。 2015/12/24

mame

2
旅に出たくなるそんな一冊でした。インテリアのスタイリストだけあって、雑貨に対する思いの深さや、自分の好きに対する素直さが表れていて感心する。リネンについてはあぁ私も極上のシーツに包まれたいと何度思ったか。椅子やテーブルも津田さんの好きを確かめてみたくなる。そして、津田さんの旅に対する信念、こんな物の溢れる時代だからこそ好きを大切にする思いに羨ましく思った。旅の一期一会の空気感を味わいに出かけたいな。2015/04/10

hinata

2
旅と自分の生活が密接に関わってるんですね。旅に行く先で定番のお気に入りを買うとか、あまりにもかけ離れていて、ちょっと…でしたが、気軽に旅に出かけるイコール生活回りがシンプルな気がして憧れます。 後、最後の『好きを進化させる旅』と、あとがきのところが良かった。 『好き』を具体的にしたり分析したり、客観的に見たりしながらそこから何かうまれる。それが自分なりのスタイルになる。やっぱり『好き』が基本でいいんだよね。と思えました。 2014/02/08

空太

2
人の強いこだわりには影響を受けずにはいられない。2013/12/17

菊痴

1
お気に入りのものに囲まれて生き、お気に入りのものと旅をし、お気に入りの部屋へ帰ってくる喜び。好きなものばかりなのにごちゃついていなくて、風通しのいい一貫したセンスで作品の風景は描かれている。自分の好きを信じることで磨かれる感性は人生のご褒美のように感じるなあって思えた本。2016/09/09

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