内容説明
モミケシ、でっち上げ、捜査の不手際、裏金作りなど次から次へと明るみに出る警察不祥事の数々。ここに来て、一挙に腐敗が進行したのか?それとも、これまでの病巣がたまたま摘出されているだけなのか?現役・退職警察官への取材活動をもとに、日本警察の抱える問題と絶望的な状況を指摘しつづける著者が、腐敗の深層へと斬り込んだ名著。
目次
第1章 不祥事を招く条件
第2章 犯罪を生む環境
第3章 ヤクザと警察―癒着の構造
第4章 資格なき資格者たち
第5章 抑圧されているノンキャリア
第6章 なぜ関西に不祥事が多いのか
第7章 まかり通る公安の不正
第8章 暴力化する警察