ちくま文庫<br> 太宰治 生涯と文学

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ちくま文庫
太宰治 生涯と文学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 468p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480033970
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

内容説明

太宰治が山崎富栄と玉川上水に入水してから50年。今も光芒を放ちつづける太宰の全作品を読み直し、その生涯をたどって、太宰文学へ誘う入門書・決定版。生前、親交が厚く、『太宰治全集』の編集を手がけた著者ならではの、限りない愛情と理解に富んだ一冊。

目次

第1章 故郷と生家
第2章 蹉跌と彷徨
第3章 人間失格
第4章 絶望と再生
第5章 安定と反俗
第6章 ロマンの世界
第7章 文学への沈潜
第8章 希望と絶望
第9章 恋と革命
第10章 死への傾斜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オランジーナ@

2
なかなかボリュームのある本。著者は、太宰治が死んだときに検視の立ち合いをしたとの記述がある。太宰は死に、関係者も死んでいくのだ。時のたつ悲しみを感じる。2016/08/27

大尉

1
太宰の言葉が文面から読み取れる表面的なものだけでなく、しっかりと奥行をもった重みに変えうる概説書だと思う。彼の闘いというのは、ここまで理解しないとわからなかったんだという感想をもった。彼の必死さが臨場的に伝わってくる。2014/04/26

海野藻屑

0
誰もが自分の死を望んでいた。そう思ってらしいが、彼は作家としても好評だったのに。結局文学なんて彼にしたらその程度だったのだ。2017/04/28

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