ちくま文庫<br> 老いの生きかた

個数:

ちくま文庫
老いの生きかた

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年07月02日 15時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 201p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480033277
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

年のとりかたは人さまざま。でもよりよく老いる道すじを選びたい。限られた時間の中で、いかに充実した人生を過ごすかを探る十八篇の名文。来るべき日にむけて考えるヒントになるエッセイ集。

目次

未知の領域にむかって(鶴見俊輔)
柳先生(中勘助)
『黄昏記』より(真野さよ)
生命の酒樽(山田稔)
最晩期の斎藤茂吉(鮎川信夫)
幸せな男(高森和子)
ジジババ合戦、最後の逆転(富士正晴)
分別は老熟につきもの(キケロ)
若さと老年と(金子光晴)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

40
「毎日の一コマ一コマに興味をもつということが生き方の手本のように思える」という筆者の言葉こそ老いの生き方の答えのような気がする。又高森和子氏の「幸せな男」が秀逸な作品です。2013/09/12

よし

7
私の好きな作家たちが「老いの生き方」について述べたエッセイのさわり。さすがに名文、身にしみる言葉にあふれている。「わが生は かくのごとけむ おのがため 納豆買ひて 帰る夕暮れ(茂吉)」「老年はわれわれの顔よりも心に多く皺を刻む(モンテーニュ)」「物の一杯に詰まった袋には、それ以上新しくは入れられない。が、空っぽになった袋へは、新しく選んだ物を入れる事ができる。失うもまたよし。(幸田文)」「私の六十歳は、それらしくなく、中身も薄ぼんやりしていて、目方も風袋も軽く、ずうっとこう稚なかった。・・(年齢のこと)」2017/03/14

弥勒

6
「しかし、そういう(老いにおける暗い)面を見て、自分もやがてふみこむであろう未来について、想像力をもつことは、自分をゆたかにする。」これまで、私は“老いる”ことについて想像したこはなかつた。同じやうに不慮の事故により障害者となることや、貧困に陥ることについても想像したことはない。しかし、生きている限り老いはするし、障害者や貧困だつて、私がそうならないとは言い切れない。これは、誰にでも言えることではないだろうか。2017/06/29

讃壽鐵朗

5
野上弥生子の軽井沢が、印象的2017/05/17

ほじゅどー

4
★★★老いの先に死がある。老いを生きることは、死を前に見て生きるということ(鶴見俊輔)。老年の方が時間の余裕がある。老年の方が趣味も良くなり、若い時は判断を歪める偏見なしに美術や文学を享楽することができる。老年は人間の利己主義の拘束から解放される。ついに解放され魂はうつろいゆく瞬間を楽しむがそれに止まれとは言わない(W・サマセット・モーム)。私はぜんぜん死のことを考えない。しかし、死が近づきつつあるということは知っている(サルトル)。人は完全なる暗闇に入る前に薄明の中に身を置く必要があるのだ(森於菟)。2023/02/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/644488
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品