ちくま文庫<br> カポーティ短篇集

個数:
  • ポイントキャンペーン

ちくま文庫
カポーティ短篇集

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月24日 02時27分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480032461
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

妻をなくした中年男の一日を、一抹の悲哀を込め、ややユーモラスに描いた本邦初訳の「楽園への小道」をはじめ12編を収める。各ジャンルの中から作家の資質がもっともよく現れている作品を選んだ、1冊でカポーティの魅力を満喫できる本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

53
『窓辺の灯り』のサキ作品のように穏やかな語りの中でラスト一ページで不穏に叩き込まれる『窓辺の灯り』は乙一さんの『GOTH』や『海辺のカフカ』のジョニーウォーカーを連想しました。傑作はやっぱり、『無頭の鷹』です。個人的には鴉と暮らすようになってからの悲喜こもごもを描いた『ローラ』、オチが見事な『ヨーロッパへ』、少年の秘めていた願望とその秘密を明かした人物への敬愛と侮蔑と恐れを描いた『くららキララ』が好きです。2013/11/25

二戸・カルピンチョ

28
娯楽小説のような、親切なエンターテイメント性はなく、しかし作り込まれた中性的な美しい文章と描写に、今回も撃ち抜かれた。カポーティの作品に触れると、毎度頭のなかに情景が溢れ返る。そのこぼれ落ちるモノを感じる度に、映像化をひとり熱望するのだが、「クリスマスの思い出」「ミリアム」「楽園への小道」が短編三部作として映画化された過去を知る。訳者のカポーティへの愛も感じながら、必ず用意された悲哀に酔いしれる。2016/11/27

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

22
どこか物悲しくも皮肉のきいた短編集。『ローラ』『ジョーンズ氏』『もてなし』『窓辺の灯』が好き。2014/11/09

20
一つひとつの言葉のもつ意味が、そっと開花していった 。たとえば、音や香り。タンバリンを打つような風。落ち葉の中に落ちたぶどうの香りで、あたりの空気までが甘い。美しい春の予感。たそがれ、そして夜、静寂という名の音の繊維がきらめく青い仮面を織る。...風変わりな登場人物たちからは目が離せず、うつくしい自然の描写には心癒され、カポーティの描く世界にのめり込んでいった。脆さと美しさを湛えた危険な短編集。2021/08/21

naotan

16
初めてカポーティを読む。たった数ページの作品も読み応え十分で楽しくなりました。太宰治に似ているなあと思ったのは私だけかしら。2020/03/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/529039
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品