ちくま文庫<br> 恐龍が飛んだ日―尺度不変性と自己相似

ちくま文庫
恐龍が飛んだ日―尺度不変性と自己相似

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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480031419
  • NDC分類 481.3
  • Cコード C0145

内容説明

生物は、どうしてこの「かたち」になったのか。種は必らず滅亡する運命にあるのか。昆虫の凝態は「構造」なのか、「機能」なのか。科学にとって真実とは何か―柔軟にして強靭な二つの頭脳が、博物学の愉しみから現代科学批判まで、融通無碍に対話する。思索と発見に満ちた名対談。

目次

第1章 量子的宇宙とボディビル―筋肉細胞の記憶と平衡
第2章 後ろ向きのダーウィン像―学名トリウンファーリスの時代
第3章 機能の枠組み依存性―尺度不変性と自己相似
第4章 真理は一つではない―構造と階層性と進化

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポン・ザ・フラグメント

1
終わりの方まで読んできて「ソヴィエト」という語が出てきて初めてこれが86年の本だと気づきました。どおりで「角田忠信」が何度も話に出てくるわけだ。30年近く以前の対談ですが、少しも古さが感じられませんでした。でも、これはけしてほめ言葉ではないです。この30年間に新たに判明したことも多いはずなのに、それが気にならないようなことしか二人とも話していないのかもしれません。ともあれ、柴谷の「構造主義」はピアジェの方じゃなくてレヴィ=ストロースとかの方だったんだと、ひとしきり80年代を懐かしんだのでございました。2012/08/30

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