内容説明
家であったことを逐一ご近所へ宣伝してしまうおしゃべりなユキ。煙突がなくちゃ、サンタが家に入れない、と絶望的な泣き声をあげたミト。2人の姉が羨しくて、“どうしても幼稚園へ行く”と大騒ぎしたチカ。子供たちの可愛い行状とパパとママの出会い、昔の思い出、ヨーロッパ紀行など…娘たちへおくる言葉のプレゼント。愛とユーモアに満ちたエッセイ集。
目次
パパのおくりもの
教育について
お前たちのママ
悪徳について
かずかずの偶然について
10年ぶりのパリ
ラ・マンブロールでの夢想
大学都市ふたたび
ケネディの暗殺
ためいき〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おか
6
本人の解説を読んで 思わず笑ってしまった^_^ このエッセイは 埋草として書かれたものなのだ。でも、怪我の功名で 自分の子供に当てて書いているという様式をとったため、言葉がとても平易でわかりやすい。子供たちの言葉の覚え始めなどは 自分の子育ての時を思い出させてくれ 懐かしかった。読みながら 我が家の三人娘の思い出に浸ってしまった 笑。洋行中の話も それなりに 興味深いものであった。エディット ピアフの死に ショックを受けて ジャン・コクトーが数時間後に死んだ という事を 知った。2015/12/02
K
2
彼の文章を読むのははじめて。ユーモアに溢れていてすごく読みやすかったです。日々のできごとを日記のように並べながら、娘たちへと数々のことばを残すすがたはお父さんしてるなぁという感じでした。2011/06/01
いもがらぼくと
0
好きな本の1冊です。
-
- 和書
- 図説武器だもの