内容説明
エジソンも南方熊楠も、美空ひばりも「不登校児」だった。19世紀から現代まで、元「不登校児」の中に創造性あふれる人々は少なくない。管理教育が厳しくなっている今こそ「不登校」を認めていこう。「登校拒否」を本人や家族に原因のある“病気”と見る従来の文部省や精神科医の意見を批判し、学校信仰、学歴信仰からの解放をうったえる警世の書。
目次
1 ふえつづける不登校児
2 不登校児のカルテから
3 精神科医は不登校児をどうみているか
4 小児科医の立場から
5 学校が不登校児をつくる
6 エジソンも不登校児だった
7 不登校は病気ではない
8 居場所を子どもに