内容説明
「写真とは真実を写すものである。」私たちはいつのまにかそう信じ込んでいる。だが、そこに写っているものは本当に真実なのだろうか。報道写真、心霊写真、ヌード写真、アイドル写真など、さまざまな写真のありかたをパロディでなぞり笑ってみることによって、写真というメディアの読み方、そのカラクリと可能性をさぐる。きわめてマジメで、とにかく笑える写真論。
目次
笑う写真
似てる似てる
へ～んな顔
髪型写真
美人とブス
写真うつりの写真術
時間術
尻考
超常現象は存在する
ＦＦ考〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
東森久利斗
1
ただただ、心の内で鷹揚と笑うのみ、笑うしかない。笑う以外に何ができようか？ 人生に、日常に、心に遊びがないこと、心と身体が遊びを求めているということを痛感、遊びが欲しい、もっと遊びを！ 電車内開陳禁止、一人で、こっそり、にんまり、読むべし。2018/02/12
