出版社内容情報
西洋文化が入ってきた文明開化のニッポン。その時代の空気と生きた人々の息づかいを身近に感じさせる、味わい深い作品集。
【解説: 赤瀬川原平 】
著者紹介
杉浦 日向子
スギウラ ヒナコ
1958年、東京生まれ。1980年、「通言室之梅」(「ガロ」)で漫画家としてデビュー。1984年、『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞受賞。1988年、『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞受賞。江戸の風俗を生き生きと描くことに定評があった。1993年に漫画家引退を宣言し、その後は江戸風俗研究家として活動した。NHK総合テレビ「コメディーお江戸でござる」では解説コーナーを担当。漫画作品に『百日紅』(上・下)『ゑひもせす』『二つ枕』『とんでもねえ野郎』『YASUJI東京』他、著書に『江戸へようこそ』『大江戸観光』『一日江戸人』『ごくらくちんみ』『食・道・楽』などがある。2005年7月22日、逝去。
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