内容説明
毎週ヨーロッパ各国で開催されるグランプリやインターナショナルレース。ライダーたちは家族やメカニックを伴って、サーキットからサーキットへと隊を連ねて移動してゆく。彼らが集まるグランプリは、まるで“大きな家族”のようだ―。その“家族”の一員となってレースを見続けた著者が、グランプリに賭ける人々の姿を生き生きと描く。
目次
1 グランプリ・サーカスの光と陰―1977年―1989年
2 闘うレーサー、片山敬済
3 グランプリの貴公子、平忠彦
4 グランプリ・ライダーの肖像(伝説のチャンプ、バリー・シーン;GPをビジネスにした男、ケニー・ロバーツ;時代の寵児、フレディ・スペンサー;南半球から来たチャンピオン、ワイン・ガードナー)