内容説明
犬の国ブルドキアで動物園などに入れられたひょうたん島一同は、この国の秘密を探ろうと動きはじめる。一方、冷酷なブル元帥など、ブルドキアの軍隊の首脳たちは、ひょうたん島一同が、かつて滅びたはずの動物=人間ではないかと疑いはじめる。囚われの身の一同は、遊園地の飛行機などで脱出し、ブルドキアの軍隊に対して奇想天外な戦闘を開始したが…。人気の人形ミュージカルの活字化、第二話の第二巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
55
第2シリーズは長い! 犬の国ブルドキアでは、人間であることがわかると殺されるという危機に直面。機転をきかせて、あぶない場面を何度もくぐりぬける、ひょうたん島の仲間たち。残る1冊にはどんな展開が待っているのだろう。人形劇だからこそ成り立つ、ヒコーキの戦い。トラヒゲ義兄弟のドタバタが笑える。この時点では、「やい、ガバチョ!」は、まだなかったらしい。ムマモメム医師が意外に活躍。初期だけのキャラだったらしいが、立派にひょうたん島の一員だと思う。ブルドキアの支配者に何とか理解させる方法はないのか。以下、次巻!2021/07/20
FK
5
手塚治虫の漫画でいうと『鳥人大系』がある。ここ「ブルドキア」では犬たちが支配する国というわけ。もちろん、いずれもそのような現実が起こりうることはないという楽観を持ちながら読むわけだ。だからもし、そのような事態になればとして、人間社会のことを考えていくことにもなる。 それにしても陳腐かつ深遠な内容というべきか。おちゃらけ・ダジャレ・言葉遊びなどで楽しませてくれ、そしてふっと様々なことに気が付かせてくれ、考えさせてくれるのだ。実際の人形劇を観たいものだ。 2017/05/24
たっつみー
2
島民たちが人間であることがバレてしまい、犬たちが総攻撃。テレビ局に侵入したガバチョの大演説で一度は難を逃れたかに思えるも、そうは甘くなかった。宮仕えの辛さをなげくダックス刑事と自分はサルであって人間ではないと言い張るおじいさんが哀しい。2024/08/04
しも
1
ピッツ長官、敵ながら有能。ブルドギアの国でひょうたん島の人々が入れ代わり立ち代わり捕らわれたり助けたり奔走。ダンプとダンディのコンビがかわいかった。2012/12/09
カラカラカラカラカラカラカラ
1
ガバチョが頼もしく見えた。2012/01/19