内容説明
1945年2月、ヤルタ会談にのぞんだルーズヴェルトは脳の小動脈での小さな破裂(アルヴァレス病)で精神は朦朧、肉体は完全に死にかかっていた。そのため、スターリンは会議を自己に有利な方向に運んでしまう。しかし、スターリンやチャーチルの脳の中でも同じ病気が進行していた。ケネディ(アジソン病)、ニクソン(強迫神経症)、フルシチョフ(躁鬱病)、毛沢東(老人性痴呆)など、世界の指導者がその在職中から、ことごとく重病人であったことを克明な臨床データをもとに説く、戦慄のレポート。
目次
ルーヴズェルト(フランクリン)
ウィルソン(トマス・ウッドロー)
アイゼンハワー(ドワイト)
ケネディ(ジョン・フィッジェラルド)
ジョンソン(リンドン)
ニクソン(リチャード)
ヒトラー(アドルフ)
ムッソリーニ(ベニト)
チェンバレン(ネヴィル)
ダラディエ(エデュアール)
ガムラン(モーリス)
チャーチル(ウィンストン)
サラザール(アントニオ)
フランコ(フランシスコ)
アデナウアー(コンラート)
ド・ゴール(シャルル)
ポンピドー(ジョルジュ)
モッター(ジューゼッペ)
ピオ12世
レーニン
スターリン
フルシチョフ(ニキータ)
ブレジネフ(レオニード)
イーデン(アンソニー)
ナセル(ガマル・アブデル)
周恩来
毛沢東
結論 医者の守秘義務とは?権力濫用に対する国民の正当防衛とは?
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