目次
暗い中国の文芸界の現状
上海文芸の一瞥
「民族主義文学」の任務と運命
『野草』英訳本の序
「友好国びっくり仰天」について
『中学生』雑誌社の問いに答えて
北斗雑誌社からの質問に答える
「意に介せず」
『三閑集』序言
魯迅著訳書目録〔ほか〕
著者等紹介
魯迅[ロジン]
1881年、中国浙江省に生まれる。本名は周樹人。1906年、日本留学中に文学を志す。1917年、雑誌『新青年』を中心に起こった文学革命運動のなか、「狂人日記」や「阿Q正伝」などの小説を発表して新文学の勝利をもたらす。また軍閥や国民党の弾圧、日本の中国侵略に抗して、死の直前まで多くの匿名を用いて「一刀血を見る」評論を書きつづけた。1936年、抗日民族統一戦線の組織をめぐる大論争のさなかに死去
竹内好[タケウチヨシミ]
1910年、長野県に生まれる。東京大学支那文学科卒業。中国文学研究者、評論家。1944年刊行の『魯迅』は日本の魯迅研究・理解に深い影響をあたえた。1977年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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