出版社内容情報
日本の妖怪を退治した鬼太郎たち。今度は全人類のため、世界中の妖怪を滅ぼそうと立ちあがる。ドラキュラや魔女などを次々倒す鬼太郎だが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
278
ゲゲゲの鬼太郎が異国の地で妖怪退治する外国編全16話ですね。調べましたら本作は1976年に「週刊少年アクション」という雑誌に連載された物らしく私は全く知りませんでしたね。やはり妖怪の出る場所は何処の国でも大都会ではなく片田舎の辺鄙な土地が多いようで鬼太郎も日本と変わらぬ活躍ぶりで面白かったですね。ちなみに言葉は問題なく妖怪語で通じるとの事です。『水精(ヴォジャーイ)』鬼太郎が自ら世界の妖怪を退治しようと目玉の親父とねずみ男の3人で筏に乗って進むと無人島を見つける。木の上に登ると何とそれは大きな怪物だった!2021/10/05
災害大嫌い美少女・寺
40
南方妖怪チンポが素晴らしい。チンポが3つあります。途中鬼太郎が切腹します。チンポが3つあります…あります…あります………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………永遠…2011/01/21
いっち〜
8
何気に(恐らく)初の漫画版鬼太郎。想像以上に妖怪たち人間臭い、というかほぼ人間。世界中の怪物等がひしめく中、タクラマカン砂漠の回教妖怪(砂妖怪・エキセル)といったマニアックな妖怪までいるのは嬉しい。そして、ねずみ男の立ち回りが素晴らしい(笑。事件の発端になることも多いけど、最後の一線は越えず鬼太郎側につき(悪)知恵も働くし、ジョーカーではあるものの妙な安心感がありなかなか憎めない存在。他にも、敵妖怪が重機(ロードローラー)運転するわ、最後のまとめを一コマ・一文でまとめるわツッコミ所もあるけど、やはり面白い2024/04/14
ホークス
7
砂かけ婆がやたらねずみ男を殴り、その度にビビビビビ、と小気味好い音が響く。鬼太郎が止めないと本当に殺す勢いだ。著者はねずみ男に自分を投影し、自虐を楽しんでいる様に見える。それがこのシュールで、かつペーソス漂うユーモアに貢献している。しかし自分が中毒性を感じるのは、妖怪達による如何にも漫画的なドタバタ劇が、例の暗い土俗的な背景で展開される不思議な世界観なのだ。2015/06/29
karatte
6
内容的には、昔持ってた少年マガジン版と同じなのだが、水精(ヴォジャーイ)や霊魂爆弾の懐かしさに手許に置いておきたくなること請け合い!2011/01/11
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- 和書
- 俺の自叙伝 岩波文庫