内容説明
東京でも数少ない、“正統江戸前鮨”をにぎる浅草弁天山美家古の四代目主人がしみじみと綴る職人ばなし。浅草という土地にまつわる話、弁天山での暮らし、そして何より江戸前の鮨の話。さらには下町の人々の人情話の数々まで、“美家古の親方”の江戸っ子気質そのままの世界。
目次
第１章 浅草界隈
第２章 弁天山で暮らす
第３章 江戸前の鮓
第４章 下町人情話
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinupon
8
浅草界隈の話から寿司の話まで、名店「美家古」ならではの話。面白かったです。2014/03/27
misui
3
最近よく浅草のあたりに行くので読みました。下町の懐旧的なエピソードが続く中、久保田万太郎や鏡花など著名人がふらっと顔を見せるのがさすがお江戸といった感じ。戦争周りの記述も壮絶。2023/02/09
