ちくま文庫<br> のんのんばあとオレ

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のんのんばあとオレ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 250p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480024442
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「のんのんばあ」といっしょにお化けや妖怪の住む世界をさまよっていたあの頃――漫画家・水木しげるの、とてもおかしな少年記。
【解説: 井村君江 】

授業中は居眠りばかり、休み時間には活躍しすぎて立たされたり、家へ帰れば、ガキ大将めざす攻防戦に大いそがし―。学校の成績こそひどいものだったが、彼の心は上の空。「のんのんばあ」といっしょに、お化けや妖怪などの住む目に見えない世界をさまよっていた。少年時代をたっぷり味わいつくして悔いのない、漫画家・水木しげるのおかしなおかしな少年記。

この本の目次
1 妖怪たちとくらした幼年時代(のんのんばあ
チャンバラごっこ
初恋の人
「ゲゲが泳いだ!」 ほか)
2 たのしみが多すぎて、勉強どころではなかった(ゾウに鼻クソをかけられる
捨てられたおひな様
お稲荷さんの監視
村をあげての運動会
私設映画館、動物園を作る ほか)
3 ガキ大将も楽じゃない(亡国の子どもたち
毎日、罰だらけ
ついにガキ大将となる ほか)
4 自由な少年時代のあとで(卒業、就職、クビ
転職、そしてまたクビとなる
ついにいなかへ帰る ほか)

内容説明

授業中は居眠りばかり、休み時間には活躍しすぎて立たされたり、家へ帰れば、ガキ大将めざす攻防戦に大いそがし―。学校の成績こそひどいものだったが、彼の心は上の空。「のんのんばあ」といっしょに、お化けや妖怪などの住む目に見えない世界をさまよっていた。少年時代をたっぷり味わいつくして悔いのない、漫画家・水木しげるのおかしなおかしな少年記。

目次

1 妖怪たちとくらした幼年時代(のんのんばあ;チャンバラごっこ;初恋の人;「ゲゲが泳いだ!」 ほか)
2 たのしみが多すぎて、勉強どころではなかった(ゾウに鼻クソをかけられる;捨てられたおひな様;お稲荷さんの監視;村をあげての運動会;私設映画館、動物園を作る ほか)
3 ガキ大将も楽じゃない(亡国の子どもたち;毎日、罰だらけ;ついにガキ大将となる ほか)
4 自由な少年時代のあとで(卒業、就職、クビ;転職、そしてまたクビとなる;ついにいなかへ帰る ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

91
水木先生の少年記。子供の頃から妖怪漫画で育ってきた。「ゲゲゲの鬼太郎」はテレビがモノクロ時代からファンだったなー。NHKで「ゲゲゲの女房」が再放送されていて時々見るが先生の漫画はやっぱり少年時代の蓄積されたものと、戦争で出会った土人(土人は悪い意味ではないと書かれている)の暖かさが大きく影響されていると思う。漫画に出てくる妖怪たちは人の心の裏返しではないか、それは怖さや優しさ、偉大さ、いやらしさ。バーチャルな世界を漂っていては氏のような漫画は描けないのかもしれない。体験の大切さを改めて知った。2019/07/27

Take@磨穿鉄靴

46
亡くなった義父が鳥取出身でその縁なのか義母が貸してくれたので読む。のんのんばあなるおばあさんからいろんな話を聞いたりするやり取りを記録したものかと思いきや殆どが子供のケンカの話。正直なところ水木しげる氏は鬼太郎を描いてなかったらかなりヤバかった印象。縁のある人が昔を懐かしむには良いと思う。自分は義父の幼少期を思い浮かべながら空想に耽った。四十九日までは近くで見守ってくれてるのかな。前向きに、前向きに。★★★☆☆2020/04/25

Shoji

26
水木しげるさんが幼少期の頃を思い起して綴ったエッセす。水木しげるさんの人格が形成されて行った様子が垣間見えました。勉強はからっきしダメだが、腕っぷしは強く、やんちゃくれのガキ大将だったようです。境港市の漁村のひなびた風景、昭和の埃っぽさが目に浮かびました。地域住民が皆で子育てした時代。もちろんコンプライアンスなんて言葉もないし、モンスターペアレントなんて言葉もない時代。貧乏だったけど、子供は子供らしく、大人は大人らしくあって、活力に満ち溢れていた様子が活き活きと綴られていました。良書だと思います。2024/10/01

ツバメマン★こち亀読破中

23
天井なめ、べとべとさん、海坊主、サザエオニ、あかなめ…目には見えないけれど、確かにそこに存在するモノ…。家に出入りするのんのんばあ聞かされる妖怪話にシゲル少年は恐怖する。そして、外ではガキ大将の命令にはどんなに危険でも、恐くても絶対服従。将来、自分がその地位に付くために。昔のガキは揉まれて揉まれて強くなっていったのだ!!2019/04/16

クナコ

22
初読。水木しげるの「のんのんばあとオレ」という漫画がある。私はその実写ドラマのファンだった。子供の頃テレビ放映したのを両親がそっくり録画してくれ、それをよくぶっ通しで見ていた。今でも見る。これは水木氏の子供時代の半自伝的作品で、実際こんな子供時代だったのだろうと思う。本書ではその検証ができる。というより「のんのんばあとオレ」として作品化される前の水木氏の原始記憶ともいうべき過去が赤裸々に綴られている。あれもこれも実話だったと感心する一方、友人知人の困窮や死が身近にある時代の厳しさについて考えさせられる。2019/04/01

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