ちくま文庫<br> コラムは踊る―エンタテインメント評判記 1977~81

ちくま文庫
コラムは踊る―エンタテインメント評判記 1977~81

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  • サイズ 文庫判/ページ数 331,/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480023124
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0136

内容説明

日活アクション、ヒチコック、F.アステア、タモリ、たけし、マルクス兄弟、そしてB級映画…あらゆる娯楽メディアを柔軟かつ鋭敏な刄で斬りまくる、コラムの饗宴。エンタテインメントについての豊かな知識と深い洞察力をもって、現代における〈娯楽〉のあり方、楽しみ方を論じる。

目次

1977(フレッド・アステアと個人芸の鑑賞;深夜に観たウディ・アレンその他;グラウチョ・マルクス―最後の道化師の退場;ビング・クロスビイ―反まじめ精神の死;〈いい女〉ジェーン・フォンダそのほか;映画館のある風景―「アニー・ホール」 ほか)
1978(チャップリン昇天;伊東四朗中心の爆笑番組;B級映画と双葉十三郎氏;キャプラの「オペラハット」の想い出;横山エンタツとマルクス兄弟 ほか)
1979 (1978年度・私版洋画ベスト3;「唐獅子株式会社」の映画化について;ジョン・ウェインが亡くなりました;雁之助・小雁兄弟のはなし;ダドリー・ムーア、ペルーシ、ジョージ・バーンズ;ビリー・ワイルダーの「悲愁」 ほか)
1980(徳川夢声のいる風景;ジル・クレイバーグをたのしむ「結婚ゲーム」;「クレイマー、クレイマー」の圧倒的迫力;しつこく「オール・ザット・ジャズ」について;タモリについて ほか)
1981(批評の不在;ビデオの映画について;外人名表記は約束ごとだ! ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とみしん tomisin555

2
年末の古本市で買ったちくま文庫の3冊目は小林信彦。で、この本多分昔読んでる気がするのだけど、映画を中心にしたエンターテイメント評判記となっている。雑誌の連載なので一本が文庫にして2ページ半ぐらいが101本。それぞれがきっちり起承転結のある文章になっていて楽しい。そして、著者の考えがいろんな作品について肯定否定がかなりはっきり示されているのもなにか感慨深い。思えば最近はエンタメ系でこういう評論をあまり見かけない。なかなか刺激的だった。かつてはこの人の作品他にも結構読んでいたのだけど、実家で発掘してみるかな。2021/01/22

morinori

1
懐かしの映画の勉強用に。2009/08/29

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