出版社内容情報
激動の“昭和”。時代の荒波をくぐり抜け、歴代天皇の中で最も長く在位した天皇裕仁。その八十七年の生涯を、側近から外国人まで、様々な証言と記録によって浮き彫りにしたアンソロジー。本巻では1901年(明治34)の誕生から1945年(昭和20)の敗戦の日までを追う―天皇・運命の誕生(鈴木孝)、陛下の少年時代(学習院ご学友)、満州某重大事件(原田熊雄)、反逆者とは何事(美濃部達吉)、2・26事件獄中手記(磯部浅一)、ルーズベルト裕仁に訴える(ジョセフ・グルー)、終戦の真相(迫水久常)、滅亡か終戦か(鈴木貫太郎)、玉音放送の前夜(石渡荘太郎)などを収録。
内容説明
激動の“昭和”。時代の荒波をくぐり抜け、歴代天皇の中で最も長く在位した天皇裕仁。その八十七年の生涯を、側近から外国人まで、様々な証言と記録によって浮き彫りにしたアンソロジー。本巻では1901年(明治34)の誕生から1945年(昭和20)の敗戦の日までを追う―天皇・運命の誕生(鈴木孝)、陛下の少年時代(学習院ご学友)、満州某重大事件(原田熊雄)、反逆者とは何事(美濃部達吉)、2・26事件獄中手記(磯部浅一)、ルーズベルト裕仁に訴える(ジョセフ・グルー)、終戦の真相(迫水久常)、滅亡か終戦か(鈴木貫太郎)、玉音放送の前夜(石渡荘太郎)などを収録。
目次
降誕(「官報」)
命名の儀(「官報」)
川村純義(渡辺幾治郎)
里親・里子(宮本常一)
自分のうけた印象(長与善郎)
天皇・運命の誕生(鈴木孝)
肉親としての天皇陛下(秩父宮雍仁・柳沢健)
乃木大将とのお別れ(甘露寺受長)
人生への影響(「朝日新聞」)
世界のなかの天皇(鶴見俊輔)〔ほか〕
著者等紹介
鶴見俊輔[ツルミシュンスケ]
評論家。1922年、東京に生まれる。42年ハーバード大学哲学科卒業。同年8月交換船で帰国したのち、バタビヤ在勤海軍武官府につとめる。46年「思想の科学」創刊に参加。65年にはベ平連結成にも参加する。幅広い知的関心を基盤に、生活のなかの哲学を作り上げている
中川六平[ナカガワロッペイ]
ジャーナリスト。1950年、新潟県に生まれる。同志社大学入学後、ベ平連運動に加わり、山口県岩国市で反戦喫茶「ほびっと」の初代マスターをつとめる。東京タイムズに入社、社会部、文化部を経て85年退社。現在、フリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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