ちくま文庫<br> 太宰治全集〈7〉

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

ちくま文庫
太宰治全集〈7〉

  • 太宰 治【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 筑摩書房(1989/03発売)
  • 文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 20pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年08月10日 18時47分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 449p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480022578
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

敗色濃い状況のなか、戦火に追われつつも旺盛な執筆活動がつづく。昭和19年7月「津軽」、20年2月「惜別」、同年6月完成の「お伽草紙」を収録。

昭和19年5月12日から6月にかけて、津軽地方を取材旅行、7月、「津軽」完成。12月、仙台に赴いて魯迅在留当時のことを調査、それをもとに20年2月、「惜別」によって若い日の魯迅の思想的苦悩と変転を描き上げる。引きつづく空襲警報下の3月、「お伽草紙」執筆にとりかかる。6月末、「お伽草紙」完成。敗色濃い状況のなか、戦火に追われつつも、旺盛な執筆活動はつづく。

目次
津軽
惜別
お伽草紙

内容説明

昭和19年5月12日から6月にかけて、津軽地方を取材旅行、7月、「津軽」完成。12月、仙台に赴いて魯迅在留当時のことを調査、それをもとに20年2月、「惜別」によって若い日の魯迅の思想的苦悩と変転を描き上げる。引きつづく空襲警報下の3月、「お伽草紙」執筆にとりかかる。6月末、「お伽草紙」完成。敗色濃い状況のなか、戦火に追われつつも、旺盛な執筆活動はつづく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

64
長編が3本入っていたので読み応えがありました。戦火に追われつつも執筆の筆はまさに小説の極みと言えるでしょう。旺盛な執筆欲が感じられます。2020/05/09

優希

49
戦火に襲われつつも旺盛な執筆生活は変わらないようです。長編3編がおさめられていますが、どれも読み応えがありました。2023/04/30

ころこ

42
『津軽』『帰去来』で描かれたのは、実質的に出禁になった実家との関係修復のようでいて、ずっと変わらず太宰を待っていた草木と家という故郷であった。本作は故郷を紹介しているようでいて、故郷と和解するための出会いを果たす。疎くなったはずの故郷を、緊張が解け嬉しくなった勢いで余所者の読者へ紹介するというのが、いかにもお人好しの太宰らしい。あの土地は色々良いところがあるが、まあ、最も良いところはひとが良いところだよ、とでも言いたげだ。「5西海岸」では、亡父の実家を訪ねる。逡巡しつつ、思い切って玄関に声を掛ける、その直2023/04/27

H2A

10
『津軽』語り口の巧みさ、戦中末期の人々の意外に明るい暮らしぶりや、津軽や生家に抱くアンビバレンツがとてもいい。肝心の竜飛岬が軍機のために簡略すぎるのが残念。『惜別』後の魯迅となる「周さん」の仙台での交流を描く。周さんの人物像は太宰自身の影が濃厚だが、3作中ではもっとも面白い。『お伽草子』空襲下で描かれたという物語で、作者のストーリーテラーぶりを期待していたが裏切られた。ユーモアはあるが作者自身が表に出過ぎて鼻につき、正直に期待外れ。ちょっと自意識過剰では?2015/12/13

根本隼

4
収められている作品全てが傑作 特にお伽草紙は、既存の昔話に太宰の想像を加え、全体にユーモアを漂わせつつ人生訓のようなものも(従来のものとは違う)最後に附している。彼の才能が結晶していると感じた2017/12/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/501397
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品