ちくま文庫
サド侯爵の手紙

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480021984
  • NDC分類 955
  • Cコード C0198

内容説明

フランス暗黒文学の巨星サド侯爵の、夫人宛の手紙を中心に編集した牢獄文学者の告白。特異な性的所業ゆえに、義母モントルイユ夫人によって投獄されたサドは、苦悩、怒り、嫉妬、時には最も秘密の欲望をも、躊躇なく夫人に打明ける。その赤裸々な表現は18世紀においてその比を見ない自由さ、大胆さに達している。サド研究の泰斗である渋沢龍彦が「できるだけ具体的かつ詳細な」註解を付す。

目次

1 ヴァンセンヌにて(モントルイユ夫人宛;サド夫人宛;マルー=ドロテ・ド・ルーセ宛;アンブレ師宛;私を苦しめる愚鈍な悪党どもへ;ルイ=マリー・ド・サド宛)
2 バスティーユにて(サド夫人宛;アンブレ師宛;バスティーユ参謀部の将校各位へ)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

双海(ふたみ)

25
面白そうなところだけを飛ばし飛ばし読みました。たしかに、もしサドが入獄しなかったとしたら、彼は文学者にはなれなかっただろうなぁ。放埓な一貴族として平凡な一生を終えて忘れ去られてしまったでしょうね。うーむ・・・。2015/05/15

SKH

5
澁澤好みのサド・書簡集。「サド侯爵の生涯」を補完。ジャムの壷で笑い、ルーセ嬢への手紙で心温まる。199X。2014/10/28

銀木犀

1
本物の変態だなあと思う。勾留されている間もお尻の穴を開発したり・・・。そして、全く反省していない。同じ趣味ではない、身分の下の人をむりやり(金銭で?)自分のアブノーマルな趣味につきあわせるのはフツーに犯罪だと思うのだが。ぶれない。こういう人がいたおかげで、サドという言葉までできたのはすごいといえばすごい。2010/12/26

たかっち

0
容れ物って・・・2010/05/05

0
19820505

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