内容説明
「新しい年をむかえると、生きていると思い、8月9日には、なお生きていると感慨を新たにする」―長崎被爆直後の地獄図とそれにつづく苦闘の生活。女店員、ブローカー、女給などを転々、やがて原爆症の高熱におかされながら原水協世界大会に参加。原爆病院に入退院を繰返す昭和34年までの記録。
目次
第1部 (原爆の長崎;大村海軍病院;さすらい;原子野)
第2部 (漂流;常盤町無番地帯;有為転変)
第3部 (ぬかるみ;烙印;われなお生きてあり)
感想・レビュー
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