ちくま文庫<br> 三四郎

ちくま文庫
三四郎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 313p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480020468
  • NDC分類 913.6

内容説明

明治後期、熊本から上京、東京の大学に入った小川三四郎の前には三つの世界が待っていた。第一は旧態依然たる慣習の世界。第二は学問の世界。第三は女性のいる恋の世界である。この三つの世界のどれかに自分も入れるかもしれないと考える三四郎は、大学の池のほとりで知り合った都会人美禰子にひかれてゆく。明治40年代の学生生活を描いた漱石の青春小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほっしー

15
明治後期に熊本から上京して来た小川三四郎の大学生活を描いた小説。友人・知人・先生との関わり、都会人・美禰子に惹かれていく様が話の中心となっている。印象的なのは冒頭の汽車で東京へ向かっている描写。10年以上前に少し読んでいて唯一覚えていたシーン。故郷を離れて上京する様が頭に浮かんでくる。一度読んだだけだと正直難しいと思った。何回が読み込むとまた違ってくるのかな。九州から上京する設定がなんとなく『横道世之助』を連想させる。本作に影響を受けたのかなあ。2017/10/30

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