筑摩選書<br> 国連入門―理念と現場からみる平和と安全

個数:
電子版価格
¥1,705
  • 電子版あり

筑摩選書
国連入門―理念と現場からみる平和と安全

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年05月25日 20時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480018168
  • NDC分類 329.33
  • Cコード C0331

出版社内容情報

国連はなぜ戦争を止められず機能不全に陥ったのか。国連代表部に勤務した元外交官の経験と、研究者の体系的理解と分析によって国連の実像に迫る、画期的入門書。

内容説明

ウクライナ侵攻とガザ情勢の悪化以降、国連は機能不全に陥っている。国連は現在どうなっているのか。冷静沈着に国連の役割と限界を見据え、いま何ができるかを考えることが重要である。外交官として国連日本代表部に二度勤務した著者と、長年にわたり国連の理論的研究に携わってきた著者の二人が、現場での実務経験を縦糸に、研究者の体系的な理解と分析を横糸にして、国連の実像に迫る。初学者にも、学びなおす人にも、最先端の情勢と研究を知るために有益な画期的入門書。

目次

序章 国連の現在―機能不全のなかで
第1章 国連誕生―歴史を振り返る
第2章 全連の描く平和と安全保障構想
第3章 国連の現場から1―冷戦崩壊後、一九九二~一九九五年
第4章 国連の現場から2―9・11後、二〇〇一~二〇〇三年
第5章 北朝鮮の核・ミサイル開発と国連
第6章 ミャンマーと国連―クーデター以降
第7章 国連改革の行方
第8章 国連の課題と未来への展望―改革の三つの方向性
終章 国連改革に向けて日本に求められるもの

著者等紹介

山本栄二[ヤマモトエイジ]
1957年生まれ。創価大学法学部卒業。外務省入省後、ハーバード大学院(修士)に留学。国連代表部一等書記官、同公使、大臣官房審議官、トロント総領事、東ティモール、ブルネイ、国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当の特命全権大使などを歴任して、2021年退官

中山雅司[ナカヤママサシ]
1959年生まれ。創価大学法学部教授。創価大学大学院博士前期課程修了。ナイロビ大学客員講師、国際基督教大学非常勤講師、ハーバード大学客員研究員などを経て2003年より現職。戸田記念国際平和研究所代表理事。専門は国際法、国際機構論、平和学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベンアル

10
図書館本。外交官の著者と国連研究の著者の合作。国連誕生から始まり、911テロ、北朝鮮、ミャンマー、ロシアウクライナ戦争と掘り下げて行く。常任理事国による拒否権による国連の機能不全が問題となり、新たに常任理事国や準常任理事国の増設や拒否権の見直しの動きがあるが、利害問題の関係で上手くいってない様子が伺えた。2025/04/16

スプリント

8
著者は外交官として国連日本代表部に勤務した経歴の持ち主。 国連の成り立ちから組織について詳しく解説してありわかりやすい。 国連設立の経緯もあるがもはや組織不良を起こしているといえる。重要な事項は常任理事国の利害関係が優先されている。2025/04/13

お抹茶

4
国連による安全保障構想の他,クメール・ルージュ裁判や核問題やミャンマー問題などの外交官による舞台裏を記す。アナキカルな国際社会で国際秩序を創り維持していくものとして国際機構が生まれた。冷戦終結後,国連は当初想定した国家間紛争ではない内戦やテロや人道問題も平和に対する脅威と認定するようになり,平和の概念が広がった。国連での決議案採択や選挙ではその国の外交の力がものを言う。集団安全保障体制は安保理による大国不可罰の個別主義的な体制であるという限界が露呈しつつも,平和,開発,人権の包括的達成は一層重要である。2025/02/25

Go Extreme

3
国連の現状と課題:機能不全 安全保障理事会 拒否権問題 国際紛争対応 国際協力の限界 国連改革 国連の歴史と理念:第二次世界大戦 国際連盟 国連憲章 平和維持 人権保障 経済協力 自決権 平和と安全保障:PKO(平和維持活動) 人道的介入 集団安全保障 非対称戦争 軍縮と核問題 紛争解決 国連の改革と未来:安保理改革 総会の強化 拒否権制限 新興国の役割 国際法の整備 人間の安全保障 国際社会の課題:ウクライナ戦争 北朝鮮の核問題 気候変動 国際難民問題 持続可能な開発 SDGs2025/03/06

Dwight

2
国連誕生の経緯、理念、組織構成、活動の歴史などを我々はもっと知らなきゃならないね。「現在の国連は機能していない。」の一言で済ませずに、国連改革を推し進めよう。2025/04/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22417899
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品