出版社内容情報
宇宙はいかにして誕生し、世界はなぜこのように存在するのか? 長年、現代物理学を牽引してきたノーベル賞物理学者が、10の根本原理からこの永遠の謎に迫る。
内容説明
宇宙はいかにして誕生し、万物はなぜこのように存在しているのか。現代物理学はその核心にかつてなく迫りつつある。こうした研究の最前線に立つのが、二〇〇四年にノーベル物理学賞を受賞し、その後もアクシオンの創案、エニオンの命名、時間結晶仮説の提唱など革新的な研究成果を次々に発表してきたフランク・ウィルチェックだ。天才物理学者が「空間」「時間」「物質、エネルギー」「相補性」など一〇の根本原理を武器に、私たちの世界の成り立ちをとことん語りつくす。
目次
第1部 今あるもの(広大な空間;悠久の時間;ごく限られた構成要素;ごく限られた法則;たくさんの物質とエネルギー)
第2部 始まりと終わり(宇宙の歴史は開かれた本だ;複雑さ出現す;まだまだ見るべきものがある;謎は残る;相補性は精神を拡張する)
著者等紹介
ウイルチェック,フランク[ウイルチェック,フランク] [Wilczek,Frank]
1951年生まれ。アメリカの物理学者。プリンストン大学で博士号を取得。マサチューセッツ工科大学ハーマン・フェッシュバッハ物理学教授。2004年、「強い相互作用の理論における漸近的自由性の理論的発見」によりノーベル物理学賞をデイヴィッド・グロス、デイヴィッド・ポリツァーとともに受賞
吉田三知世[ヨシダミチヨ]
京都大学理学部物理系卒業。英日・日英の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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