筑摩選書<br> デジタル化時代の「人間の条件」―ディストピアをいかに回避するか?

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デジタル化時代の「人間の条件」―ディストピアをいかに回避するか?

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480017413
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0336

出版社内容情報

巨大プラットフォーム企業からSNSまでデジタル化が社会を大きく変えようとしている。デジタル化時代の「人間の条件」を多角的・原理的に探究した画期的な書!

内容説明

スマートフォンの爆発的な普及、GoogleやFacebookといった巨大プラットフォーム企業の台頭など、デジタル化の流れは止まらない。このデジタル化は、経済や情報、法や平等、働き方や余暇にいかなる影響を与えるのか?どのような恩恵が期待でき、いかにすれば、よりよき社会が可能なのか?社会科学の論理と倫理の視点を組み合わせ、ハンナ・アレントの思想を参照しながら、この問いを深めてゆく。デジタル化時代の「人間の条件」とは何かを、四人の社会科学者が討議を重ね、人間のあり方の本質から探究した渾身の書!

目次

はじめに―デジタル化していく社会のなかで
第1章 デジタル化する世界を生きる
第2章 デジタル化と経済
第3章 デジタル化と法制度
第4章 デジタル化と不平等
第5章 デジタル化と余暇
第6章 デジタル化時代の倫理
巻末補足「日々の暮らしの価値観・行動に関するオンライン調査」の概要

著者等紹介

加藤晋[カトウススム]
1981年生まれ。東京大学社会科学研究所准教授。厚生経済学、公共経済学、平等論を専攻

伊藤亜聖[イトウアセイ]
1984年生まれ。東京大学社会科学研究所准教授。中国経済論を専攻

石田賢示[イシダケンジ]
1985年生まれ。東京大学社会科学研究所准教授。社会階層論、経済社会学を専攻

飯田高[イイダタカシ]
1976年生まれ。東京大学社会科学研究所教授。法社会学、法と経済学を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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chiral

0
多くの読者の感想にもあるようですが本書の主眼はやはり第6章の「デジタル化時代の倫理」にあると思います。 なぜアレントのなのか?という疑問にも納得の内容が書かれています。強く印象に残った二点を挙げますと「芸術が仕事から労働へ移行することの指摘」と「SNSインフルエンサーがもたらしうる大衆デジタル社会のディストピア」です。 全体的に平易な文章でありながら、それが示唆する内容は結構多角的・多層的であり、また行間も注意しないと直前の議論との関連性を見失いかねないという、私にとっては結構歯ごたえのある本でした。2022/10/23

あなごパイ

0
デジタル時代がこようと自分がどう生きたいかを決めないとならないね。 AIの法人格に関する記述部分は興味深かった。民事における自由意思や刑事における責任能力等は将来本格的に議論されるのかもしれない。2022/03/10

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