出版社内容情報
巨大プラットフォーム企業からSNSまでデジタル化が社会を大きく変えようとしている。デジタル化時代の「人間の条件」を多角的・原理的に探究した画期的な書!
内容説明
スマートフォンの爆発的な普及、GoogleやFacebookといった巨大プラットフォーム企業の台頭など、デジタル化の流れは止まらない。このデジタル化は、経済や情報、法や平等、働き方や余暇にいかなる影響を与えるのか?どのような恩恵が期待でき、いかにすれば、よりよき社会が可能なのか?社会科学の論理と倫理の視点を組み合わせ、ハンナ・アレントの思想を参照しながら、この問いを深めてゆく。デジタル化時代の「人間の条件」とは何かを、四人の社会科学者が討議を重ね、人間のあり方の本質から探究した渾身の書!
目次
はじめに―デジタル化していく社会のなかで
第1章 デジタル化する世界を生きる
第2章 デジタル化と経済
第3章 デジタル化と法制度
第4章 デジタル化と不平等
第5章 デジタル化と余暇
第6章 デジタル化時代の倫理
巻末補足「日々の暮らしの価値観・行動に関するオンライン調査」の概要
著者等紹介
加藤晋[カトウススム]
1981年生まれ。東京大学社会科学研究所准教授。厚生経済学、公共経済学、平等論を専攻
伊藤亜聖[イトウアセイ]
1984年生まれ。東京大学社会科学研究所准教授。中国経済論を専攻
石田賢示[イシダケンジ]
1985年生まれ。東京大学社会科学研究所准教授。社会階層論、経済社会学を専攻
飯田高[イイダタカシ]
1976年生まれ。東京大学社会科学研究所教授。法社会学、法と経済学を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiral
あなごパイ