筑摩選書<br> PTAモヤモヤの正体―役員決めから会費、「親も知らない問題」まで

個数:
電子版価格
¥1,595
  • 電子版あり

筑摩選書
PTAモヤモヤの正体―役員決めから会費、「親も知らない問題」まで

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月30日 05時30分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480017369
  • NDC分類 374.6
  • Cコード C0337

出版社内容情報

「入退会自由のはずがそうでない」問題から「会費の行方が殆ど知られていない」問題、「もっと大きくて深い問題」までPTAに「?」を持つ全ての人、必読の書!

内容説明

子どものいる親の多くが経験するPTA。保護者間の交流などプラス面もある一方で、「?」なことも少なくない。「入退会は自由」が原則なのに、そうなっていないPTAが大半だ。個別の事情が考慮されないまま、「一人一役」などの仕組みで決められる係。そして上部団体へとその一部が「上納」されるPTA会費。各地のPTAやその上部団体で使途不明金が見つかったこともある。学校単位のPTAから、それらを束ねる「日P」まで、PTAの「モヤモヤ」に多角的に迫った渾身のドキュメント。すべての保護者、学校関係者、必読の書!

目次

第1章 まだまだおかしいPTA(初のPTA活動、1年目で挫折;親をモヤモヤさせるのは… ほか)
第2章 これだけは知っておきたいPTA(PTAの仕組みの基本;PTAはどのように始まったのか?)
第3章 親も知らないPTAの世界(「大きなPTA」の解剖―「P連」の世界;PTA組織の頂点、「日P」とは?)
第4章 「大きなPTA」はどこへ行く?(「親学」とPTAと現実政治と;PTAと日本青年会議所(JC))
第5章 これからのPTAのために(動き出すPTA問題;どこが、どう変わるといいのか? ほか)
特別編 不合理なことは不合理だと声を出す―前川喜平氏インタビュー

著者等紹介

堀内京子[ホリウチキョウコ]
1997年より朝日新聞記者。経済部、文化くらし報道部、特別報道部など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

32
自分はPTA広報を楽しみましたが、同時に不思議な決まりごとに戸惑ったのも事実。この本で紹介されている出来事は多かれ少なかれ感じたことがあるリアルでした。ここまで踏み込んできちんとPTAを批判している本は初めて読んだかも。でも、そんなに嫌わないでも…とも思いました。働くママと主婦ママの確執なんて感じないし、オヤジの会は無邪気だし。あんまり最初から否定的に見ないで、レポーターみたいな気持ちで観察しつつも楽しんでほしいな。…だって、PTAはっきり言って義務だから。どうせやるんだから楽しまないと損だもの。2021/10/08

さとうしん

11
労働力の搾取、教員がやるべき仕事、あるいは公費で賄うべき仕事の肩代わりという問題から始まり、親学、道徳教育の問題へと広がっていく。PTA改革につきまとう「イヤなら辞めろ」という言葉が日本の他の物事に広がっているが、これを錦の御旗にさせてはいけないと思った。2022/01/07

てくてく

5
子どもが通う学校のためになれば、あるいは子どもが学校に通えば当然に、と言う感じで加入が今なお強制的なところがある本来的には任意組織で学校とは別の組織であるPTA活動のわからなさなどについて、1つの学校規模のPTAとそれが組み込まれているピラミッドの頂点としてのPTA組織の両方について言及されており、読みごたえがあって良かった。2023/07/14

ちや

5
大風呂敷を広げてまとまらなくなっている感じがする。2021/12/06

jackbdc

5
モヤモヤの正体は日本社会の構造的な諸問題の難解性か。まあ納得。著者は論理的で分かり易い文書で語っている。人柄も中立的で誠実なように思えた。しかし、著者との心理的距離が近づかないのは何故なのか。その理由は著者論理に二枚舌的な不誠実さを見出したからなのかもしれない。著者はPTA活動の非効率・非論理性をあげつらった。私は、集団で行う地域活動はその内部に非効率性や非論理性を抱え込むのが必然だと考えている。著者自身も問題解決のために対話や熟議(非効率で非論理的なものを内包する)を尊重する必要性を認めているのだから。2021/10/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18412488
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品